日本人の起業家精神が世界45ヵ国の中で最低であることが、日本アムウェイが発表した調査により明らかになったそうです。

さらにその状況を分析するため、日本やアメリカなどの4か国で900人を対象に起業家精神に対する調査を追加で行ったそうですが、日本の若者の起業への関心は4か国中最も低く、また「自分の将来が楽しみ」「偉くなりたい」などのスコアも最も低かったそうです。

さらに他国と比べて「働きたくない」という人が最も多かったとか・・・世界のほかの国と比べて、日本が勢いをなくしているのは誰もが知っている事実ですが、それを裏付けるような調査結果に暗い気持ちになってしまいました。

偉くなりたいと思わない、将来を楽しみに思えない、できれば働きたくない、という若者たちの本音は、今の日本で頑張っても報われない、という多くの日本人の本音でもあると思います。

ひところと違い、真面目に働いても給料は上がらず、支払う税金の額だけが上がっていきます。

労働力だけが搾取されるのに給与面でもその他でもまともに評価されず、さらに「一億総活躍社会」などと威勢の良い掛け声で家事も仕事も介護も頑張れ!と追い打ちをかけられる始末です。

充分頑張ってるのに、これ以上どうしろっていうの?と思っている日本人は本当に多いと思います。

プライベートにも仕事にも余裕のない中で、起業のことなど考える余裕が生まれるはずもありません。

身の回りにいる、元気に働いているように見える若い人たちも、心の中では「生活するだけで精一杯。将来のことなんか考えられない」と考えているのかな、と思うとなんだか切なくなりました。

一番元気にあふれていなければいけないはずの若い人たちが、精神的に疲弊し希望を持てない社会になっていることに危機感を覚えます。

働く若い世代が、自分の可能性をもっと広げようと思える国になればいいのにな、と思いました。